私が「起業」という新しい働き方を知ったのは2017年1月のこと。
二度の出産を経てキャリアの迷子になっていた私にとって、その出会いは目の前に広がる霧が一瞬でパッと消え去り、晴れ渡った青空が広がるような衝撃でした。
「選択肢は自分が思っているよりずっと、たくさんあるんだ!」
そこから、一人の女性として、母として、妻としてどうありたいかを考え抜いて散々悩んだ結果、出した結論が「会社員を卒業して個人で働いてみたい!」ということでした。
でもその気持ちとは裏腹に、いざ会社という看板を置いて自分の身ひとつで勝負していくのだと思うと、自分一人で何かできるとは到底思えず・・・
それまで培われ自信やプライドが、まるで穴を空けられた風船みたいに急にプシューッと萎んでいくような感覚がありました。
私には、何もない・・・
これまでの経験なんて、新しい世界では何の役にも立たない・・・
そして、すでに活躍している人を見ては
「自分のウリなんてないんじゃないか・・・」と、次第に自信をなくしていく日々。
そこで私は「起業」という未知の世界に足を踏み入れるために、まずは起業塾へ通うことにしました。